活動報告

神宮観戦記 対早稲田大学戦第二回戦


勝ち点を落とした前2カードに続き、0-6の敗戦を喫した翌日。今季の目標である「勝ち点3」にはもう後がないという状況で「淡青の日」を迎えました。球場には多くのお客様が詰めかけ、東京大学の勝利を待ち切れないという様子で雲の隙間から淡青が顔を覗かせます。応援部員もハチマキやポロシャツに、野球部とお揃いのリストバンドを身につけ、勝利に向かって身も心も一つにしているという確かな感触がありました。

東京大学先発は高橋直人投手。堅実に一回を三者凡退に抑えます。対する早稲田大学の先発は主将・香西投手。春季に13奪三振で完封された因縁の相手でした。雪辱を果たすべく東大打線は果敢に打ちますがなかなか出塁に繋げることができません。
2回表、エラーで先制点を献上します。4回から継投した佐伯投手はリーグ戦自身最長となる4回の登板で1失点と好投を見せました。しかしながら、その間も攻撃ではヒットに恵まれず、7回までで3本に抑えられてしまいます。
なんとか抑えたい8回表、春季に勝ち投手となった二年・中根投手が登板します。応援席から熱視線を集めますが、守備の隙間を突いた長打を放たれ、0-3 へと点差が広がります。一死一三塁のピンチは早稲田戦2度目の登板となった江口投手に託されましたが、上位打線にヒットを連続で浴び、追加で3点を渡します。なおも一死一二塁の緊迫した場面でマウンドに立つのは前田投手。センターフライを伊藤選手がキャッチ、小村選手との連携プレーで二塁走者を見事なタッチアウトに仕留め、切り抜けます。
8回裏、早稲田のピッチャーは國學院久我山出身、松本慎之介投手の後輩である松本宗二郎投手。「淡青の空」が響き、反撃の一端を掴みたいところでしたが三者凡退に倒れます。
チャンスが訪れたのは最終イニングでした。9回表、リーグ戦初出場の岡林選手がレフト、春山選手がファーストに入ります。前田選手の好ピッチに内野の連携が後押しし、スピーディに守備回を終わらせると打席に入るのは岡林選手。惜しくもファーストゴロに倒れましたが、この回から投げる岡村投手に逆襲の糸口を見出します。樋口選手に続き明石選手が本日2本目のヒットで一死二三塁のチャンスを作ります。秋元選手がセンターにフライを放ち、樋口選手が帰還。待ちに待った一点を獲得しました。応援席中が歓喜に包まれ、肩を組んで「ただ一つ」を歌います。さらに続きたいところではありましたが、1-6で敗戦いたしました。

「勝ち点3」へ、最後の望みをかけた1日でした。「淡青の日」ということもあり、多くのお客様にご来場いただきましたが勝利することができず、悔しくてたまりません。ここまでの3カード、苦しい試合が続いており、二勝というのはそう簡単に挙げられるものではないと突きつけられているように思います。しかしながら、何事も信じない限り実現しません。応援部はこれからも硬式野球部の勝撃を信じ続けます。次戦、対立教大学戦では必ず勝ち点を獲得するべく、心を尽くしてまいります。

吹奏楽団二年 中野真智