リーダー長挨拶
弊部ホームページをご覧頂き、誠にありがとうございます。本年度運動会応援部リーダー長を務めさせて頂きます、長尾翼と申します。以後、どうぞよろしくお願い申し上げます。
本年度リーダー方針を「強く在れ」と致しました。
応援部員、中でもリーダーには「強さ」が求められるかと存じますが、私は二種類の「強さ」があると考えております。精神的な強さと身体的な強さです。
精神的な強さは、辛い状況において、具体的にはどんなに大差で負けていても最後まで東大の勝利を信じて大きな声を出し続けるリーダーにとっては最も必要なものかと存じます。しかし、精神的な強さもこれまでは漠然としたもので、もしかすると脆弱であったかもしれません。そこで、その強さの拠り所、根拠として、私は身体的な強さも追い求めるべきであると考えております。
身体的な強さとして、弊部員として分かりやすい例を用いさせていただきますが、初めて「不死鳥の如く」において大車輪を回せるようになった時、今までにはない自信を持つことができたかと存じます。このように身体的な強さから自信を持ち、精神的にも強くなることができる、この二つの強さを両輪として駆動し、強くなっていって欲しいと考えております。
また「在れ」のところには「存在感」の「在」という文字を用いましたが、応援部員の中でも、リーダーが最も存在感を出し、自らの価値を示していって欲しいと考えております。
そして最後に、「強く在れ」の四文字に込めた意味として、長らくリーダー方針は漢字一文字が続いてきました。その中で、その慣例から意図的に逸脱致しました。それには、現在リーダー下級生は二学年で9人と、例年以上に多くの部員がおり、生い立ちも様々と、今までにはない状況を迎えております。そのような変化を求められる中で、後進するのではなく、前進し、進化していく、進化させていくという強い意志を込めております。
本年度も変わらぬご支援ご指導の程よろしくお願いいたします。