活動報告

神宮観戦記 対明治大学戦


清々しい秋晴れの下、10月9日土曜日、東京六大学野球秋季リーグ戦第四カード、対明治大学戦が開幕致しました。

初回表マウンドに立ったのは、リーグ戦初先発となる鈴木建選手。試合開始直後に二点を先制される苦しい展開となりますが、続く二回表では粘り強い投球と野手との連携プレーを見せ、無失点に抑えます。反撃を狙う二回裏、松岡泰選手の二塁打で好機を作るも得点には及ばず、その後は守備に徹する形で七回表までに点差を5-0に広げられました。まだまだ逆転のチャンスはあると信じて迎えた七回裏、安田選手が右二塁打を放ちますが、後ろが続かず無得点に終わります。その後試合終盤でも明治大学の厳しい攻撃に合い、東京大学も何とか反撃を試みるも及ばず、結果9-0で試合終了を迎えました。

10日日曜日の第二回戦、昨日の悔しさを滲ませながら気合十分で臨んだ初回ですが、明治大学の攻撃回で上田選手、そして西山選手によって二回の本塁打を放たれ、5点の先制を許してしまいました。その後も失点を重ね、さらに四回裏では一挙11点の猛攻を受け、苦しい戦況が続きます。五回、六回と西山投手がこれ以上の失点は許すまいと踏ん張りを見せ明治大学の攻撃を抑え、更に攻撃回では阿久津選手らがヒットを放ち、流れを変えようとしますが、惜しくも得点には繋がらず、この試合は0-22という結果となりました。

東京大学の本リーグ戦での試合は残すところ、最終カードである対法政大学戦のみとなりました。法政大学といえば、春季リーグ戦で我々東京大学が四年ぶりの勝利を収めた相手校。きっと今期は絶対に負けるまいと立ち向かってくるであろう法政大学を、応援の力でも圧倒し、白星を奪取致したい所存でございます。近日緊急事態宣言が解除されたものの、まだまだ先行きが不安な上、先日の地震なども重なり不穏な日常が続いています。そのような中でも、こうしてグラウンドで選手の皆様の勇姿を目の当たりにしながら応援できる喜びを、毎回の試合ごとに噛み締めております。支えてくださっている皆様に感謝の意を述べるとともに、今後とも熱い応援を宜しくお願い致します。

チアリーダーズ一年 永井利旺 日下部紘子