活動報告
神宮観戦記 対明治大学戦第一回戦

4月11日、東京六大学野球春季リーグ開幕戦、対明治大学第一回戦。ついに幕をあけた2026シーズン。東京大学応援席は、昨秋王者の明治大学を倒し、勝ち点獲得を狙う硬式野球部の勇姿を見守ろうと、大勢のお客様で盛り上がりました。
先発マウンドにあがったのは、背番号32をつける松本慎之介投手。開幕戦という重圧の中、初回から強打の明治打線を相手に力強いピッチングを披露します。4回裏に2点を先制されますが、ここから松本投手の意地が光ります。
最大の山場は5回裏でした。2点ビハインドの状況で、一死満塁の絶対絶命のピンチを招きます。打席には、一打が出れば試合を決定づけかねない明治大学の四番打者、榊原選手。外野フライでも追加点を許してしまうこの場面、応援席の緊張が最高潮に達する中、松本投手はここから気迫の投球を見せます。威力ある球で四番を空振り三振に仕留めると、続く打者も空振り三振。一歩も引かずにピンチをゼロで切り抜けた松本投手に、この日一番の歓声が沸き起こりました。
松本投手の熱投に応えたい打線は7回表。応援歌「闘魂は」が鳴り響く中、チャンスを演出します。勝利への執念が、ついに明治大学の鉄壁を崩しました。明石選手のタイムリーツーベースで一点を返すと、代打の村尾選手が期待に応えるタイムリーヒットを放ち、一気に同点へと追いつきます。勝利への予感に応援席が震えた瞬間でした。
しかし、8回裏に勝ち越しを許すと、最終回もあと一歩およばず、結果は2対3での惜敗となりました。
勝利には届きませんでしたが、王者を相手に互角の戦いを演じ、ピンチを力でねじ伏せた松本投手の力投、そして勝負どころでの粘り強い攻撃は、まさに「勝撃」を感じさせるものでした。東大野球部は今シーズン必ずや勝利、そして勝ち点獲得を成し遂げてくれると確信しています。これからも部員一同、東大野球部を全力で応援してまいります。
吹奏楽団二年 中川結介
