活動報告

神宮観戦記 対法政大学戦


梅雨入りを告げるかのように雨がちらつく中、5月22日に東京六大学野球春季リーグ戦第五カード対法政大学戦第一回戦が行われました。緊急事態宣言発令に伴い第三カード並びに第四カードは応援に伺うことすら叶いませんでしたので、部員にとっても待ちに待った試合であり、勝利への気合は並々ならぬものでございました。先発の井澤投手は1回に先頭打者ホームランを浴びてしまいますが、その後は6回まで1失点4奪三振と法政打線を抑えます。一方攻撃回では、4回に井上選手のヒットで得点し試合を振り出しに戻すと、続く5回には松岡選手のタイムリーで更に1点を追加しリードを奪います。

ここまで好投を続けていた井澤投手ですが、7回にツーアウト満塁から2点を奪われリードを許します。
その後8回に登板した小宗投手は、強力な法政打線の前に4点を追加されてしまいました。またもツーアウト満塁のピンチでマウンドに上がったのは柳川投手。最初の打者に満塁ホームランこそ許してしまいますが、その後はレフトフライに抑えこの回を凌ぎます。
9回には四球で出塁し盗塁を試みるなど最後まで粘りを見せた東大でしたが、試合は2-10で敗戦致しました。

結果的に負けてしまったとはいえ、途中リードを奪うなど今季の東大野球部の強さ・勢いを感じさせる試合であったのは確かでございます。今リーグ最終戦となる明日こそは絶対に勝利を掴み取ることができるよう、我々応援部も精一杯選手の皆様を応援致します。

吹奏楽団二年 服部美里


5月23日日曜日、前日とは打って変わり清々しい青空の下、最終カード対法政大学戦第二回戦が幕を開けました。東京大学の先発は奥野投手です。東京大学は2回裏、松岡泰希選手のタイムリーヒットにより見事先制点を獲得します。奥野投手が好投を続ける中、4回裏、宮崎選手と安田選手の連続ヒットにより1アウト1塁3塁のチャンスを作り出します。このチャンスに阿久津選手が投手ゴロを放ち、更に1点を追加した東京大学は0-2で法政大学を更に引き離します。試合の流れを掴み勢いに乗るまま後半戦に突入し、奥野投手に代わり西山投手、井澤投手が登板します。両投手とも法政大学に1点も与えない好投を見せ、法政大学打線を封じ込めます。そしてついに、4年ぶりとなる勝利を掴み取りました。

歓声と熱気に包まれ、普段とは違う異様な空気の中、東京大学は2017年以来、4年ぶりとなる勝利を果たしました。私は東京大学の勝利を初めて経験致しましたが、勝利した時の感情は言葉では上手く言い表せない程のものでした。改めて、野球部の皆様、本当におめでとうございます。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く状況ではありましたが、現地で応援出来たこと、皆様と共に選手の方々に応援を届けられたことを大変嬉しく思います。
東京大学硬式野球部の更なる活躍に貢献出来る様、秋季リーグ戦に向けてより一層精進して参ります。皆様も、これからも熱い応援を宜しくお願い致します。

チアリーダーズ二年 深江愛美