活動報告

神宮観戦記 対早稲田大学戦第一回戦


9月16日に行われた対早稲田大学戦第一回戦。雲が少し広がり、近日の暑さが和らいだ応援のしやすい気候となりました。多くのお客様にご来場して頂き、タオル並びにメガホン、Tシャツ等で応援席全体が淡青色で埋め尽くされました。

東京大学は一回一番酒井選手の二塁打、二番矢追選手の犠打でワンアウト三塁のチャンスメイク、三番別府選手が倒れるも続くバッターはこの日初めて四番に座った大井選手、ワンボールツーストライクから外ぎりぎりのストレートを逆方向にうまく流すもレフト中村選手の好守に阻まれ無得点で終わります。東京大学先発の松岡投手は三回まで走者を出しながらも持ち前の伸びのあるストレート、スライダーを駆使、センター別府選手の好守もあり無失点で切り抜けます。一度、ホームランかと思われるほどの良い打球が飛んだ際には、応援席全体が盛り上がり、その後の応援により一層の熱が入りました。 

試合が動いたのは四回裏の守備回、四球、犠打でワンアウト二塁のピンチを招きます。ここでバッターボックスに立った早稲田大学五番吉納選手にホームランを打たれ、二点を先制されます。得点が欲しい東京大学でしたが、一回の酒井選手の二塁打以降、早稲田大学の加藤投手の投球に中々安打を放つ事が出来ず、五回まで完璧に抑えられてしまいます。六回裏の守備回では、三番熊田選手が左安打、盗塁を決め、吉納選手によるツーランホームランが放たれ、点差を四点に広げられます。得点を取られた際には、どうしても落ち込んだ空気が流れてしまいますが、その様な雰囲気になった時こそ、応援席を盛り上げようと声を出すリーダーや吹奏楽団、並びにチアリーダーズの姿を見て、私も東京大学運動会応援部員として、お客様と心を通わせ、応援を盛り上げていく存在に為らなければならないと強く感じました。

どうにか得点を獲得しようと奮闘する東京大学は、チャンスを数多く作り出しましたが、あと一本が出ず、無得点で終わってしまいます。その後東京大学は三田村投手、鈴木投手に継投するも八回に小澤選手にヒットを打たれ二点を奪われてしまいます。最後まで奮闘いたしましたが、早稲田大学加藤投手のペースを崩せず最終スコアは0-6となってしまいました。

今回の試合では、応援部員の一部がアメリカンフットボール部の応援に東京ドームに行っており、普段より少ない人数で応援席を作り上げて行かなければなりませんでした。しかし、そのような中でも、応援部員だけでなく、お客様の声援や歌声が響き、笑顔の弾ける、普段の応援席の盛り上がりに負けない素晴らしい応援席だったかと存じます。次回以降の試合では、より盛り上がった応援席を作り上げ、硬式野球部の仲間を全力で応援して行く所存でございます。今後も、東京大学への応援を宜しくお願い致します。


チアリーダーズ一年 福田優希