活動報告

神宮観戦記 対法政大学第一回戦


春季リーグ戦最終カードとなった、対法政大学戦。このカードが最後、このカードにすべてをかけるという思いで臨みました。きっとその思いは野球部も応援部も、東京大学を応援してくださる皆様も同じだったと思います。天気予報では雨の心配もありましたが、試合が始まる頃には雨が止み、時折太陽も見られる中で試合が行われました。最終カードということもあり、応援部も観客の皆様も一段と応援の熱量を上がっていたように感じました。

1回表法政大学の攻撃、2つのフォアボールがあり2失点から始まりました。その後1回裏東大の攻撃、ツーアウトから大井選手がヒット、盗塁で2塁を陥れますが惜しくも得点には繋がりません。先発の鈴木健投手は2回の三者凡退以降勢いに乗った投球を続け、最少失点に抑えますが、5回表の法政大学の猛攻により3点を失います。

7回裏の攻撃でチャンスが訪れます。和田捕手がセンターへの二塁打を放ち、ワンアウト2塁。応援席の盛り上がりは最高潮に達し、チャンスパターンが球場に熱く響き渡ります。周りの部員や観客の皆様の熱量を肌で感じ応援席が一体になった感覚を覚えています。しかしその後チャンスを拡大することはできず、この回は無得点に終わります。

先発の鈴木健投手から長谷川大智投手、鈴木太陽投手と3人の投手で繋ぎましたが、法政大学の猛攻は止まらず、9回までに合計11点を失います。0-11で迎えた最後の攻撃回。代打の中山太陽選手がノーアウトで出塁し、応援席の勢いは最高潮に達します。応援席全員が祈りながら見守った最終回。惜しくも得点することはできず、試合は0-11で法政大学の勝利となりました。


勝ち点獲得が出来る最後のチャンスである対法政大学戦。厳しい試合展開となる中で、何度も応援部員として何ができるかを考えさせられました。東大が押されている時こそ我々がエールを送らなければならない、東大がゲームの主導権を握れるような雰囲気を応援席で作り上げなければならないと改めて感じました。そして翌日の第二試合で絶対に勝利し、月曜日に望みをつなぐと誓いました。最後まで選手の皆様を応援し続ける所存でございます。