活動報告

神宮観戦記 対明治大学2回戦


昨年度優勝校である明治大学に惜敗した第一試合から一夜明け、雲一つない日差しの強い青空の下、第二試合が始まりました。勝ち点獲得に向けた勝利へ、応援席全体も意気込んでおりました。


一回表、明治大学のタイムリーヒットが重なり、三点を先制されます。しかし、昨日も途中で追いついたように、すぐに追いつくことを応援席全体が信じていました。その期待通り、二回裏、和田選手に始まる東大の猛攻撃で迎えた満塁のチャンス。酒井捷選手のタイムリーヒットによって二点が入ります。昨日の試合内容からも、今年度の東大の勢いに圧倒させられ、周囲の人々と全力で得点を喜びました。

一点を追いかける中、逆転までの一点一点を重ねることの厳しさを感じながらも、東大の勢いを落としてはいけないという意気込みで応援を続けます。

松岡由機投手の好投と何度もナイスプレーが出る固い守りによって一瞬で終わる守備回。その一方、四回裏、五回裏と続けて満塁まで明治大学を追い込む攻撃回。粘る東大打線ですが、後一歩で固い明治大学の守りを打ち破るに至りません。

応援席が完全復活して、昨年度秋季リーグ戦と異なる点は、客席側を向きながら踊ることが多くなったことが挙げられます。以前のように何塁まで進めたのか、瞬時に自分の目で確認することが難しい中、観客の方のリアクションを読み取りながら、以前よりもその場の空気感を感じながらの応援となったと感じました。目の前の観客の方を盛り上げ、観客席全体を一つにし、選手の方々の追い風となる。これが応援の仕組みだと感じております。

さらに昨年度と変わり、同期がスタンドに立つ機会がとても多くなったことも大きな違いと感じています。同期の選手たちには、チャンスを迎えた時ほど、逆転へのプレッシャーがのしかかっていたのではと思います。チャンスが続き、応援席の盛り上がりは最高潮を保つ中、私は祈るような思いの中で緊張感も味わいました。長いチャンスの時も絶え間なく全力の踊りと発声を続けることしかできない私たちですが、プレッシャーの中にある選手たちが最高のパフォーマンスが出来るように応援を頑張りたいと改めて感じました。
 
六回裏、ついに一点をとり、追いつきます。しかし惜しくも逆転には至らず、九回表、明治大学の三点を浴び、3-6という結果で試合終了となりました。

春季リーグ第一カードとなった対明治大学戦、非常に惜しい展開となり、悔しさも感じるものでございました。絶対に勝ち点を獲得し、最下位脱出を達成すべく、選手たちを最後まで信じ、後押しし続ける応援を実現して参る所存でございます。皆さまも熱い応援の程宜しくお願い致します。