活動報告
神宮観戦記 対早稲田大学戦第二回戦

1安打での完封負けとなった翌日も、一塁側の東京大学応援席は多くのファンで賑わいました。
初回、2度目の先発となる池田投手が無失点に抑えて迎えた裏の攻撃。安田選手がいきなり二塁打で出塁すると、続く秋元選手の進塁打でランナーを三塁へ進め、四番の荒井慶斗選手が先制タイムリーヒットを放ちます。待ち望んだ展開に応援席は大いに盛り上がり、まさに「勝撃」を予感させるような1点となりました。
続く2回表には併殺を完成させ、3回表には明石選手が盗塁を阻止するなど好守が光り、東大のペースで試合は進んでいきます。3回裏には、荒井慶斗選手が本日二度目となるタイムリーヒットを放ち、リードを2点に広げました。応援席のボルテージは最高潮に達します。
しかし4回表、ノーアウト満塁のピンチを迎えます。この厳しい局面を任された中根投手でしたが、犠牲フライによる1失点のみでしのぎ、リードを守り抜きました。
2対1のまま迎えた6回表、同点に追いつかれ、なおも2アウト一、三塁の場面で佐伯投手が登板します。佐伯投手は見事な三球三振でピンチを切り抜け、勝負の行方は打線へと託されました。
6回から8回にかけてはいずれも得点圏にランナーを進め、応援席からは「不死鳥の如く」が何度も届けられましたが、チャンスを点に繋げることができず、同点のまま9回に突入します。
守備固めとして一塁に入ったのは、キャプテンの堀部選手。1点たりとも取られることは許されない緊張感のある状況でしたが、江口選手の好投に堀部選手の堅実な球捌きが重なり、無失点で9回裏の攻撃を迎えます。
最後は代打の積極的な起用により勝ち越しを図るも得点はならず、プロ併用日のため、連盟規定により9回引き分けとなりました。試合後には、両校の校歌斉唱を同時に行うという、引き分け時ならではの光景も見られました。本日の試合では継投策が功を奏し、ピンチの場面を最小失点で切り抜け続けました。また、多くの選手が複数安打を記録するなど、攻守双方で東京大学の選手層の厚さを知らしめる試合となりました。
明日勝てば、早稲田大学からの勝ち星は16年ぶりとなります。悲願の白星へ、選手たちには大きな期待が寄せられています。
チアリーダーズ二年 谷口有希
