活動報告

神宮観戦記 対立教大学戦


9月25日に行われた東京六大学野球秋季リーグ戦第二カード対立教大学戦第一回戦は、強い日差しの降り注いだ前週とは一転、肌寒い曇り空の下での対戦となりました。初回こそ1点を先制されたものの、二回には一死満塁のチャンスから3点を入れいきなり逆転に成功。4番井上選手からもタイムリーヒットが飛び出すなどこの回で一挙4点を獲得、その後も東大打線の勢いは止まらず一時は5点のリードをつくる応援席も大興奮の展開に。エース井澤投手のコントロールも冴え、攻撃だけでなく守備も好調。しかし6回表に2ランホームランを打たれてから相手に試合の流れを握られ、必死の継投も実らず7回に9点、さらに8回に2点の追加点を許します。打線も後半は失速し最終回も三者凡退に抑えられ、結果15-6と無念の敗北を喫しました。試合前半大量リードを作っていただけに非常に悔しい結果となりましたが、反省を活かし翌日の第2回戦での反撃を誓いました。

吹奏楽団一年 富田美穂

翌26日の日曜日に行われた第二回戦は、昨日から引き続き曇天の中始まりました。初回から2点を先制され追いかける展開となりましたが、宮﨑選手のファインプレーや松岡由投手の粘りのピッチングで4回までを3点の最小失点に抑えます。一方攻撃回では、満塁のチャンスを作るも後一本が出ず惜しい展開が続きます。転機は小宗投手の好投後の6回でした。大音選手の安打、井上慶選手、別府選手の連続二塁打で2点を返します。1点の追加点こそ許したものの、まだまだ反撃は終わりません。7回には3点を取りついに逆転し、投げては井澤投手が無失点に抑えます。9回にはダメ押しの2点で立教大学の追随を許しません。最後は井澤投手が三者凡退に抑え、見事7-4で東京大学の勝利となりました。東京大学にとって実に5年ぶりとなる2シーズン連続の勝利であり、この瞬間を応援席で見届けられたことを非常に嬉しく思います。特に得点時や逆転時、そして勝利の瞬間、応援席と観客席が一体となり球場のボルテージが一気に高まりました。ここから第三カード、第四カードと東京大学が連続勝利を掴めますよう、一層気を引き締めて応援して参ります。

吹奏楽団一年 八木愛佳