活動報告
神宮観戦記 対法政大学第一回戦

小雨の降る神宮球場、慶應義塾大学戦とほぼ同じコンディションに思えました。そしてこの日、先日と同じような景色のもと、東京大学が勝利を収めることとなります。
先発は松本慎之介。一回はツーアウトまで抑え込みますが、満塁のピンチを迎えます。何が何でも抑えなければならない場面、松本は見事三振で抑えます。うまく流れを作った攻撃回、伊藤外野手のツーベースヒットから相手のエラーも絡み2点をもぎ取ります。
2回も松本は三者凡退に抑え、調子の良さを顕著に示します。そして今シーズン長く苦しんでいた酒井外野手が痛烈なツーベースヒットを放ち、その後ゴロの間に1点を追加します。
3回も守備では凡退に抑え、攻撃では一二塁のチャンスを作りますが無得点に終わります。4回はエラーやフォアボールが続き、ゴロが続く間に1点を返されてしまいますが、その後のツーアウト三塁の場面はフライで守り切り点差を死守します。
4回に追いつかれてしまい、追いつかれるかと危ぶまれた5回、ついに酒井外野手の打撃が爆発し、走者一掃のタイムリースリーベースを放ちます。ここで点差を大きく広げ、ダメ押しの追加点を得たことで応援席のボルテージは最大限に上がります。
6回、7回には相手を無失点に抑えつつ、攻撃ではチャンスの場面を連続して作り、杉浦主将が1ヶ月ぶりに打席に現れるなど、多くの名場面が生まれますが、惜しくも点を入れることはできませんでした。
8回には渡辺投手が抑えとして登板します。勝てる試合でのエースの登板、応援にも力が入ります。死球からの不運も続き1点を返されてしまうものの、それ以降は追加点を許さず、最終的に5対2で勝利を納めました。
最終カードの初戦で勝つという硬式野球部の意地をひしひしと感じる試合でした。最終カードでお客様も多くいらしてるなか、勝ち切ることができたことは大きな前進でした。我々も勇気をもらいましたので、これ以降も全力で応援しまいります。
リーダー二年 鈴木謙太朗
