活動報告
神宮観戦記 対早稲田大学第二回戦

4/13の試合が雨で順延となり、4/14に行われた対早稲田大学第二回戦。前日の雨が嘘のように澄み渡った淡青の空の下、月曜日の神宮球場で試合は幕を開けました。
序盤の2回で3点を失ったものの、3回は先発の増田滉生選手が見事に抑え、東大にチャンスが訪れたのは4回裏。ヒットや盗塁、フォアボールが重なり、1アウト満塁として3番門田涼平選手に打席が回ってきました。応援曲イントロビクトリーが鳴り響く中、3球目を捕らえた打球はセンターフライとなり、その隙にホームに帰った1番酒井捷選手により、まずは1点を返しました。5回表の守備では早稲田大学の小沢周平選手の盗塁が六大学野球初のビデオ判定に。大久保裕監督のチャレンジにより、盗塁成功から一転アウトを取ることに成功しました。その裏の攻撃では、6番荒井慶斗選手、7番杉浦海大選手が連続ヒットで出塁すると、この打席が神宮公式戦初打席となる江口直希選手がバントを成功させ、1アウト二塁三塁の大チャンスを作ります。9番樋口航介選手は2ストライクと追い込まれますが、6球目を捉えた打球がライトへ抜けるタイムリーヒットで1点を追加しました。応援席が最高潮の盛り上がりとなる中、次の1番酒井捷選手もセンター前へとタイムリーヒットを放ち、さらに1点を重ねました。しかしその後は大きなチャンスを作ることができず、失点も重なった東京大学は13-3で敗北となりました。
悔しい試合とはなりましたが、次につながる一戦となったかと存じます。月曜日にも関わらず多くの皆様に応援席に足を運んでいただいたことに心より感謝申し上げます。
結果として今カードでは2敗となったものの、前年度王者早稲田から確実に点を重ねたことは、今季の東京大学硬式野球部の強さを証明していると確信しております。神宮公式戦デビューを果たしたばかりの二年生の活躍も目立ち、今後の硬式野球部への期待が高まる戦いとなりました。春季リーグは始まったばかりであり、まだ試合は4カード残っています。東京大学硬式野球部が掲げる「逆襲」の一助となれるよう、最高の応援席を共に創り上げて参りましょう。今後も東京大学への応援を、どうぞよろしくお願いいたします。
吹奏楽団二年 三竹涼葉