活動報告
神宮観戦記 対立教大学戦第一回戦
5月25日、春季リーグもいよいよ最終カード、立教大学との第一回戦です。相手の立教大学は今季他4大学にそれぞれ1勝ずつ挙げていますが、未だ勝ち点は0。勝った方が5位の譲れない試合が幕を開けます。
天気は晴れ。部員の気合も十分です。そして今試合から応援部の新人が加わり、新体制で臨みます。
1回表東京大学の攻撃は、三者凡退に抑えられ、続いて迎えた1回裏。マウンドに上がったのは4年平田投手。ランナーを出すも捕手杉浦選手とのバッテリーで盗塁を阻止するファインプレーを見せこの回0点に抑え、東京大学の士気が高まります。
2回、3回と両チーム無得点が続き、試合が大きく動いたのは4回裏立教大学の攻撃。二死一、二塁の場面で、バッターの目の前に落ちたボールを平田投手が一塁へ投球ミス。その間に立教大学のランナーがホームに帰り1失点。このミスが響いたのか、続くバッターで重盗を許しさらに1失点。適時打も重なり計3失点となりました。あっという間の出来事でした。
3点を追う苦しい展開となりますが、これでめげる東京大学ではありません。次回での逆転を目指し声援のギアが上がります。
しかしながら以降の回でも手堅い守備の立教大学から得点することができず、結果は4回裏の失点が決勝点となり、0-3で敗戦となりました。
とはいえ平田投手の後を継いでマウンドに上がった3年渡辺投手、1年松本投手は追加点を防ぎ、今季最小失点に抑えました。松本投手は國學院久我山高校出身、22年春の選抜で4強入りに貢献した選手であり、今後の期待も高まります。
さらに試合を通じて好守備も光り、第二回戦に続く良い流れはできているとも言えるのではないでしょうか。
1時間41分という短い試合の中、一瞬の隙が命取りとなる、野球というスポーツの難しさを痛感すると共に、より一層の応援を届けなければならないと感じさせられる試合でした。今後も我々応援部は硬式野球部の勝利を信じ、後押しして参ります。引き続き東京大学の応援をよろしくお願いいたします。