活動報告

神宮観戦記 対早稲田大学戦


十月とは言え、毎日並々ならぬ寒さが続く中皆様如何お過ごしでしょうか。そのような寒さの中、先日東京六大学野球秋季リーグ戦第三カード対早稲田大学戦が行われました。日曜日の第一回戦では、早くも一回裏に先頭打者の笠原選手が出塁すると、相手先発を攻めて二死一、二塁の好機を作り、武隈選手の中前安打により東京大学が一点を先制しました。その後は両先発の投手戦となり、お互い一歩も譲らない拮坑した試合となります。試合が動いたのは五回表早稲田大学の攻撃、二死の状況から粘りの攻撃を見せ、力投を見せる先発井澤投手からこの回二点を奪取し、逆転を許してしまいます。さらに六回表にも井澤投手、さらには二番手の小宗投手が粘りを見せますが、さらなる追加点を許してしまいます。東京大学はその裏の攻撃で二死一、三塁の好機を作るも、あと一歩及ばず得点できませんでした。八回からは三番手の奥野投手が好投し、良い流れで反撃につなげるもあと一歩及ばず、試合は1-7で負けてしまいました。

月曜日の第二回戦では、序盤は第一回戦同様両先発の投手戦となり、拮坑した試合となります。しかし再び均衡を破ったのは早稲田大学でした。三回裏に力投を見せる東京大学先発の西山投手から一挙四点を奪取し、四回裏にも追加点を許す厳しい展開となります。早めの継投に移った東京大学は柳川投手、小宗投手、横山投手、奥野投手のリレーにより以後無死満塁のピンチを無失点で切り抜けるなどの力投を見せ早稲田打線の猛攻を最小失点に抑え、打線も最後まで粘りの攻撃を見せますが0-8で敗退し、無得点という非常に悔しい結果となりました。

私はリーダーとしての日が浅く、未熟者では御座いますが、そんな私にとっても今カードの敗北は非常に悔しいもので御座いました。次週の第四カードの対立教大学戦では、本カードで感じた悔しさをバネに今までにない熱い声援でもって、勇猛果敢に試合に臨まれる硬式野球部の皆様の背中を少しでも後押しできる様より一層気を引き締めて参りたく存じます。

リーダー新人 浅香裕和