活動報告

神宮観戦記 対立教大学第二回戦

前日の雨も止み、涼しい風がゆるやかに吹く5月8日月曜日、東京六大学野球春季リーグ戦対立教大学第二回戦が行われました。

土曜日の劇的な点の取り合いから打って変わって、この日は緊迫した投手戦が繰り広げられました。東京大学の先発ピッチャーは右のエース・四年生の松岡由機投手。この日も打たせて取るピッチングで要所を締め、ソロホームランと犠牲フライの僅か2失点で8回を投げ切ります。

バックも二年生ショートの青貝内野手を始めとした堅実な守備で松岡投手を支えます。援護したい打線でしたが、相手先発ピッチャー・沖投手の独特なフォームから繰り出される球になかなかヒットを打つことができず、8回まで酒井捷外野手の打ったヒット1本に抑えられます。

何としても逆転し、東京大学に勝利を、そして好投の松岡投手に勝ちを、と臨んだ9回表の攻撃。2アウトながらも代打の西前内野手、リードオフマンの酒井捷外野手が連打で繋ぎ、二死1,2塁のチャンスを作ります。最大の好機に「一昨日のような展開を再び」と応援席も大熱狂。しかし、続くバッターが惜しくも内野ゴロに倒れ、この日は0-2で立教大学に先勝を許すという結果になりました。

この日は平日にも関わらず、東京大学の応援席にはたくさんのお客様が駆けつけて下さいました。試合後にお客様からお掛けいただいた「明日絶対勝ちましょう!」という言葉で、東大を応援して下さる方々の熱意に触れることが出来ました。
また、9回表の攻撃は間違いなく次戦以降に勢いをもたらすでしょう。

本日のような投手力、打線の勢い、応援席の団結力が合わされば、春季リーグ戦での勝利、そして勝ち点奪取が必ず出来ると信じております。
私もいち応援部員として最後まで熱く全力で応援して参ります。