試合が雨天順延となった日曜日に変わって少し不安な曇り空で始まった、東京六大学野球春季リーグ戦第三カード、対慶應義塾大学戦第二試合。平日だからこんなものかと言われることは侮辱だと思う位の気概を持つという言葉を共有し、この春季リーグ戦に於いて重要な意味を持つ今カードで勝ち点を獲得すべく、我々は気合い十分に応援席へ向かいました。

展開は早く、両者一歩も譲らずに試合を進める中、3回裏慶應義塾大学の谷村選手が本塁打を放ち、先制されてしまいます。必死に逆転したい東京大学に、6回表一死1,3塁のチャンスが訪れます。得点のチャンスに応援席も一層の盛り上がりを見せましたが、惜しくも一手及びませんでした。

7回裏では、またしても東京大学にピンチが訪れます。一死1,2塁で打席には先程本塁打を打たれた慶応義塾大学谷村選手です。何としても抑えたい東京大学を、部員とお客様が心を一つにして声を出し、応援しておりました。この場面では惜しくも慶應義塾大学に1点を与えてしまいましたが、応援席も選手もまだ諦めてはおりません。

東京大学はなかなか慶應義塾大学の投手を攻略できないながらも、守備に於いて意地を見せます。8回裏には二死1,2塁の場面でもしっかりとアウトを取り、慶應義塾大学の得点を防ぎました。

絶対に得点して逆転し、明日に繋げようという思いで望んだ9回表の攻撃回。仕事や授業は切っても集中は切らさないという副将のお言葉で謎の連帯感を得た応援席では力の限り「闘魂は」が叫ばれました。必死の応援にも関わらず、流れを手繰り寄せることが出来ずに、試合は0-3という結果で終了となりました。

私達は今週末に行われる対立教大学戦では絶対に勝ち点を獲得すべく、選手たちを応援し続けて参ります。皆さまも熱い応援の程宜しくお願い致します。