歴史

6.淡青祭の始まりとその歴史

昭和51年、淡青祭が始まった。当時六大学応援団の中で部祭・団祭を行っていないのは東大だけであったこと、バンドの定期演奏会中断期であり、バンド・バトンに発表の場がなかったことなどに起因している。 当初は駒場祭参加企画として実施され、会場は900番教室を使用した。Ⅰ部バンド・バトンステージ、Ⅱ部応援歌・拍手紹介、Ⅲ部ゲスト招待という三部構成をとり、第一回淡青祭は大盛況のうちに幕を閉じた。年とともに規模、内容、知名度もアップしていき、赤門旋風吹き荒れる第六回淡青祭では、セミドキュメント「神宮制覇の日」と銘打って、放送研究会の協力により球場の音声を会場に流し、東大優勝を仮定した神宮さながらのステージを展開した。第11回からは会場を駒場エミナースに移し、Ⅲ部の内容も種々の変遷を経ながら、現在のⅠ部バンド、Ⅱ部チア(当時バトン)、Ⅲ部リーダーステージという形に落ち着いた。そして、東大生の間でもすっかり定着し、東大応援部の活動の総決算として毎年多くの方から支持をいただいている。