主将挨拶

 平素より弊部に格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
本年度、東京大学運動会応援部主将を務めます、船田温と申します。以後、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 さて、私は本年度の全体方針を「至誠」と致しました。私はこの言葉に二つの願いを込めました。一つは、文字通り、誠を尽くすことです。応援部員にとって最も大切なことは真心であると私は考えております。真心を持って周囲と接し、他者のために自ら率先して行動することこそ応援の根源であるように思われます。そのような応援の根底にあるべき他者への真心や誠実さを忘れることなく、一層想いを強めて活動に臨んで参りたいと考えております。

 そして、もう一つは、自己に対しても誠実であることです。応援活動に限らず、一つのことを最後まで貫き通すことはなかなか難しく、時には道に迷い、挫折を経験することもございます。しかし、如何なる時も、自己を偽ることなく信念を貫くことが、人の心に訴え、人を導く上では不可欠であるように思われます。部員に対しては、応援以前に人として如何に在るべきか思考を重ね、自らの心に向かい合うことを求めます。

 弊部も創部七十周年を迎え、これまでその礎を築いてこられた先輩方や、ご支援下さりました方々の想いを思わずにはいられません。部員一同、皆様方の想いを胸に、誠の心を以って活動に励んで参る所存でございますので、今後ともご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。

平成二十八年十二月吉日
東京大学運動会応援部主将
船田温