T部 Symphonic Stage
響〜Sounds〜
交響曲第二番
『オデュッセイア』
いつ終わるとも知れない航海。 トロイア戦争に勝利したオデュッセイアは、怒れるポセイドンの与えるいくつもの試練を乗り越え、魔女の指し示す冥界へ旅し、セイレーンの歌声が放つ誘惑に打ち勝ち、多くのともに旅する仲間を失いつつも、愛する妻の待つ故郷イタカ島へ凱旋するのでした。 轟く雷鳴に荒れ狂う暴風、きらめく海と妖しい人魚の歌声、追い詰められたオデュッセイアの心境、戦争の中に聞こえる剣戟や弓矢……彩り豊かな音が物語を作り、壮大なストーリーがステージを築きます。 ![]() 第一部でお送りする曲は同タイトルのホメロスの叙事詩に題材をとった「オデュッセイア」という曲です。古代の英雄オデュッセウスの活躍を、かがり火の燃える音や、弓矢が空を切る音などの擬音をふんだんに交えながら表現します。有名なトロイの木馬の場面では木馬を引き入れる際の車輪のきしむ音も聞こえます。面白い奏法や珍しい楽器も沢山見られる興味深いステージになること請け合いです。それら擬音も含めて、一音一音に想いを込めて演奏します。私たちの想いが詰まったステージをどうぞ聞きにいらしてください! (指揮 小松淑江) |