平成14年度 夏季強化合宿 部員日記

12日(月)
<チアリーダーズより>
 宿に着くとすぐに準備をして体育館に集合、練習です。夕食の前には、神宮球場における野球応援で5回守備の際に踊るチア曲の練習をしました。今年の秋のチア曲は、「タッチ」です。まずは個人で確実にダンスを覚え、それができるようになったら形に気をつけて、シャープな動きでキレを出して踊れるよう、鏡を見ながら練習します。そして、全員でタイミングや細かい形などを揃えていきます。でも、ダンスを覚えきることすらできておらず、客席を盛り上げ、選手の力になるには、まだまだ練習が必要みたいです・・・。

13日(火)
<リーダーより>
 今日の午後は小マスを行いました。小マスとは野球応援をシミュレートした実戦的な練習です。リーダー下級生はお客さんがいるものと仮定して、かけ声の説明の練習をしたり、実際に自分で声を出したりします。一人でも手を抜くと同じことが延々と繰り返されます。リーダーは実際の神宮球場では他のお客さんをまとめなければいけない存在です。だからこそ自分達すらまとめられないようでは一人前とはとても言えません。
 枯れた喉で懸命に声を出し、全員が全力を出したとみえたところで漸くリーダー長が次の段階に移ることを認めて下さります。小マスも終盤にさしかかり、東大のチャンスパターンビクトリーマーチが流れ始めます。リーダー下級生は合宿前に覚えたばかりの「突き」を始めます。神宮球場で実際に突くことを目指し、ただただ無我夢中で突きます。全員の盛り上がりが最高潮に達したところで得点が入りました。秋神宮を思い描き、声高らかに「ただ一つ」を歌います。皆で肩を組み、腕が上がらない程疲れていながらも皆笑顔で歌います。そして歌い終わった後、「いいぞいいぞ東大」と絶叫し、今日の小マスは終了しました。
 今日のリーダー練習はこれで終わり。夕飯のあとは全部員揃っての練習です。長い一日も後少し。

14日(水)
<吹奏楽団ガードより>
 今日の午後は、ドリル練でした。この合宿では12月の定期演奏会で行う"A winter's tale"と"春一番"の二曲を練習しています。今日はメンツとガードの合わせの日。全体を通した時にぶつかって怪我をしないように念入りに確認します。いつもは笑顔いっぱいのガードも厳しい表情です。と思ったらドラムメジャーに注意されてしまいました。やはりガードはいつでも笑顔が必須なのです。メンツの演奏もまだまだです。歩きながら丁寧な良い演奏をするのは難しく、練習有るのみです。新人にとっては初めての合宿となり練習メニューも体力的にきついと思いますが、なんとか乗り越えて欲しいです。合宿最後にある成果発表会では最高の笑顔を見せられますように。

15日(木)
<チアリーダーズより>
 今日の午前中は、秋のアメフト応援の際に行うハーフタイム曲の練習でした。成果発表会でも披露する予定で、お客様に楽しんでいただけるよう、見て楽しめるスタンツ(組み体操みたいなものです)やポン字(ポンポンで文字を作ります)、ダンスなど様々なものを盛り込んだ曲です。総勢23名とさらに人数の増えたKRANZで作る初めての曲で、これが仕上がれば見応えたっぷりのものになるはず!と思うと練習にも力が入ります。今日は、初めての「通し」をました。新人もカウント表とにらめっこしつつ、一生懸命移動します。今まで部分ごとに練習していたものが繋がって、全体像が見えてきました。あとは「通し」を何度も繰り返し体で動きを覚え、細かい部分を詰めていく段階です。「通し」の様子はビデオに撮り、それを見ながら各自反省をしたり、意見を交わしたりしていきます。完成まであと少し。

16日(金)
<リーダーより>
 今日の午前中の練習は「出走」でした。出走とは文字通り走り込みのことで、リーダー下級生は「東大ファイト」のかけ声と共にどこまでもリーダー長について行きます。合宿地であるここ戸狩野沢温泉は冬はスキー場として使われる為どこに行くにしても坂道ばかりです。そんな中を照りつける太陽の下、何時終わるともなく皆で声を張り上げて走り続けます。もちろんただ走るだけではなく、途中の坂道でダッシュをしたり、おんぶをしたり、立ち止まって拍手の練習をしたりもします。
 決して楽な練習ではなく、途中暑さと疲労のため水のことだけしか考えられなくなったり、目の前が真っ白になったりすることもあります。実際に倒れてしまうこともあります。しかし同期や先輩からの励ましの声、そしてリーダー長からの期待のこもった叱咤の声を聞き、途切れがちになる意識を強引につなぎとめ最後までやり抜きます。宿舎が近くなり、最後の山場がきます。皆でリーダー長を囲み、耳元で最後の力を振り絞り絶叫します。リーダー長に認められると漸く練習終了。
 宿舎につき昼飯をなんとか食べました。午後の練習に備え、リーダー下級生は死んだように眠りにつきます。

17日(土)
<吹奏楽団より>
 今日の午前中は、演奏練でした。淡青祭と定期演奏会で行う"リバーダンス""ディズニーメドレー""ニューシネマパラダイス"の3曲を練習しています。"リバーダンス"は指揮自らが編曲した超大作です。応援部吹奏楽団としてプライドを持ったサウンドが生み出せるよう基礎からみっちりと練習しています。今日は合宿終盤で疲れを見せているプレイヤーの為にか指揮スタッフの小ネタも絶好調でした。練習の雰囲気を常に作って行く事で楽しい練習が成り立っているのです。成果発表会ではリーダーとチアに感動を与えたいと思います。
 夜練は大出走から帰って来たリーダーを迎えた後吹奏楽団とチアリーダーズの成果 発表会となりました。合宿始まってから今までの全ての成果を出すべく頑張りまし た。吹奏楽団としてはチアリーダーズのダンスやスタンツが見られるのをとても楽し みにしていたのですが予想以上のできに感動しました。新人もとても良く頑張ってい たと思いました。吹奏楽団の発表では完全なものは作れませんでしたが一つの発表の 機会として皆良い経験になりました。この経験をいかして帰京してからの活動につな げていきたいと思います。

18日(日)
<チアリーダーズより>
 とうとう合宿最終日を迎えました。今日は、イベント目白押し。
 1つ目は、応援歌試験です。新人が東大の応援歌を自分で歌いながらダンスをし、秋神宮でお客様の前で踊ることができるかをチェックされます。この試験に合格しなければ応援部員になることはできません。合宿中は空き時間を見つけては練習する新人の姿があちらこちらで見られました。本番は、緊張のあまり歌やダンスを忘れてしまうなどのハプニングもありましたが、全員無事合格しました。新人の皆さん、お疲れさま。
 次にマラソン大会。今年のマラソンコースは、日陰がなく坂道も多く、厳しいものだと以前から聞いていました。今日は朝から、この合宿に来てから一番の天気の良さで、「どうして今日に限って・・・」という思いのなか、マラソンがスタート。給水ポイントにいらっしゃる幹部の方々に励まされつつ、3年生以下の部員一同ひたすらゴールを目指して走ります。マラソン嫌いの私も、スタート前に絶対に歩かないことを心に決め、なんとか走りきることができました。
 昼食後少し休んだら、合宿の最大イベントであります大マスです。神宮での試合を1回から9回まで想定し、実際の通りに応援をします。9回表では、部員ひとりひとりに対して「闘魂は」を歌い、踊ります。リーダーは拍手をし、吹奏楽団は演奏します。今回は、79回踊りました。この合宿で得たものを各自が存分に発揮し、最高の大マスをすることができました。大マスの後の気分は、独特のものがあります。やはり合宿の最後を飾るにふさわしいイベントです。
 さあ、お風呂に入った後は納会です。新人はついに1年部員になります。1週間、長いようであっという間でした。みんなお疲れさま、私もお疲れさま。今日は朝まで、飲んで、食べて、騒いで、語って、楽しみます!!






19日(月)
朝はいつもよりゆっくり起きて、各自で朝食をとり、掃除をし、1週間お世話になった宿の方々にお礼を言って出発。納会による睡眠不足のため、帰りのバスはみんな爆睡です。駒場に戻り全体集合をして、これで本当に合宿が終了。充実した1週間でした。


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